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ICになると、朝何時に起き何をするかを決めるのは自分です。頼まれた仕事もやりたければやればいいし、嫌なら断ってもかまいません。体力と知力さえ許せば、5社でも10社でも契約して好きなだけ仕事をすることもできます。
一方、サラリーマン時代は不満の対象でしかなかった「会社」という存在が、実は偉大なサポーターだったと知ることもできます。面倒くさい税金の計算もしなくてはなりませんし、封筒や切手も自分で買わなくてはいけません。パソコンが故障しても情報システム部は駆けつけてくれませんし、うるさかった法務部もいないので、自分で契約書の文言を細かくチェックしなくてはいけません。
そんな状況下にあって、ある人は人事制度設計のプロとして複数の会社と契約し、サラリーマン時代をはるかに超える収入を得ています。別の人は子供や奥さんと過ごす時間を増やすために、週2回だけ研修トレーナーとして働く生活を選んでいます。(もちろん大幅な減収です)そして、ある営業のプロは一年のうち2ヶ月を休みにして海外旅行を楽しみ、のこりの10ヶ月は複数会社の商品を猛烈に売りまくっています。
Individual (個人)として自分の価値基軸で意思決定し、組織からIndependent(独立)に活動し、Inter−Company(会社の垣根を越えて)に働く、これがIndependent Contractor(IC)の働き方なのです。
子供のころから他人や世間の価値基軸にのっとり、所属集団の庇護下で生きることが当たり前になってきた多くの日本人にとって、ICになるという選択は大変な冒険に思えるようです。しかしながら、そこを思い切れた人たちは皆、「誰にも頼らず自分自身の足でこの世の中を歩いている」という初めての体験に「誇り」にも似た晴れやかな気持ちを持つことができます。
ただ「誇り」は持ててもICはまだまだ一般的ではない働き方です。いい仕事をして収入もしっかりあるにも関わらず、世間の人(とくに金融機関さんや不動産屋さんなど)から屈辱的な扱いを受けることもたびたびです。政府は、終身雇用にこだわらずもっと自由に転職できる世の中を作ろう!といっているような段階ですから、社会の諸制度はICに対して厳しいものがあります。また企業側もICを上手に使いこなせるところはわずかで、正社員至上主義の会社のほうがまだ圧倒的に多いようです。
こういったことから、当協会はまず、社会一般や企業に対してICという働き方を知ってもらう活動に力をいれます。また、既にICとして活躍されている方々と連携し、緩やかな団体として活動することで得られるメリットを皆で享受していく体制をつくります。そして、これからICになってみたいという方むけには、エッセンスの詰まった研修プログラムも用意しております。このようなことを基本に据えながら少しずつ活動内容を充実させていく予定です。
わたしたちIC支援協会は「自分自身の足でこの世の中を歩いている人」が、社会で十分に認知され尊重される当たり前の世の中を作り出すために、幅広い活動をしていきたいと考えています。
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