タクシー運転手って、実際にどれくらいの年収になるのでしょうか?
「タクシーは稼げる」という話もあれば、「給料が安くて生活が大変」という話も聞きますよね。
私もタクシー業界に入る前は、未経験の自分が本当に稼げるのか不安でした。
しかも地方出身だったので、東京の道路事情にも詳しくありませんでした。
そんな私ですが、東京都内のタクシー会社「グリーンキャブ」に入社して、2013年と2014年には年収約590万円になりました。
今回は、2012年から2014年までの実際の源泉徴収票を紹介しながら、当時の年収や仕事のことを振り返ってみたいと思います。
なお、この記事で紹介するのは2012〜2014年当時の私自身の経験です。現在のタクシー業界の平均年収や、勤務先の最新の給与条件を示すものではありません。
タクシー運転手の年収はいくらだった?3年分の源泉徴収票を公開
まずは、実際に働いていた頃の年収を紹介します。
当時の源泉徴収票を確認すると、次のような金額でした。
| 年度 | 給与収入(額面) | 備考 |
|---|---|---|
| 2012年(平成24年) | 約460万円 | 約10か月分 |
| 2013年(平成25年) | 約590万円 | 1年間の実績 |
| 2014年(平成26年) | 約590万円 | 1年間の実績 |
※金額は源泉徴収票の支払金額をもとにした概数です。銀行に振り込まれた手取り額ではありません。
2012年は途中から働き始めたため、約10か月分の給与収入です。
そのため、ほかの2年間と同じ条件で比較することはできません。
それでも、未経験で入社した最初の年に約460万円の給与収入があったのは、自分でも大きな経験でした。
2013年と2014年は年収約590万円だった
2年目と3年目の年収は、どちらも約590万円でした。
600万円に少し届かないくらいの金額ですね。
単純に12か月で割ると、月平均は約49万円になります。
ただし、これは賞与なども含む年間の給与収入を12で割った数字です。毎月49万円が振り込まれていたという意味ではありません。
タクシーの給料は売上によって変動するため、月によって給与額に違いがありました。
実際の給与明細を使って、月間売上や手取り額を紹介した記事もあります。
【関連記事】:「タクシー運転手の給料は実際いくら?」
月々の給料と年間の収入を両方見ると、当時の働き方がより分かりやすいと思います。
タクシー未経験でも年収500万円以上になった
私はもともと地方出身で、タクシー運転手の経験もありませんでした。
東京の道路に詳しかったわけでもありません。
そのため、入社前は「道を覚えられるのか」「お客さんをちゃんと目的地まで送れるのか」「売上を上げられるのか」といった不安がありました。
タクシーの仕事は、お客さんを乗せて目的地まで運転するだけに見えるかもしれません。
でも実際には、地理を覚えたり、安全運転に気を配ったり、接客をしたりと、覚えることがいろいろあります。
特に未経験の頃は、運転技術だけでなく、営業の仕方も分からないことだらけでした。
それでも、少しずつ仕事に慣れていくことで、売上を上げられるようになりました。
当時の記録を振り返ると、乗務員として独り立ちしてから3か月ほどで、仕事への不安が少しずつ自信に変わっていったことを覚えています。
入社後の研修や先輩運転手の指導が役立った
私が勤務していた当時のグリーンキャブには、新人向けの研修制度がありました。
東京の地理や運転技術、売上を上げるための営業方法などについて、時間をかけて教えてもらえる環境でした。
営業所に配属されてからも、経験豊富な先輩運転手に同乗してもらい、直接指導を受ける機会がありました。
実際の道路を走りながら教えてもらえるのは、未経験の私にはありがたかったですね。
また、月1回の勉強会では、ドライブレコーダーの映像を使って事故の危険性を学ぶこともありました。
タクシーはお客さんを乗せる仕事なので、売上だけでなく、安全運転も大切です。
当時はこうした研修や指導が、仕事を覚えるうえで役立ったと感じています。
ただし、現在も同じ研修制度が実施されているかどうかは、最新の採用情報などで確認してください。
タクシー運転手の年収は何で変わる?
私が働いていて感じたのは、タクシーの給料は売上と深く関係しているということです。
もちろん、勤務先の給与制度によって違いはあります。
そのうえで、売上に影響する要素としては、次のようなものが考えられます。
- どの地域で営業するか
- どの時間帯に走るか
- お客さんが多い場所を把握できているか
- 道路や地理にどれくらい詳しいか
- 安全運転を続けながら効率よく営業できるか
- 勤務先の歩合給や賞与の仕組み
私も最初から営業のコツを理解していたわけではありません。
経験を重ねながら、少しずつ仕事の進め方を覚えていきました。
当時は経験を積むと、黒色の車両に乗務できる制度があり、専用の乗り場などを活用できる機会もありました。
そうした仕組みも、営業方法の選択肢を増やすものだと感じていました。
ただ、どの運転手でも同じように稼げるわけではありませんし、年収600万円近くを必ず達成できるということでもありません。
年収600万円近くでも手取りは600万円ではない
ここで注意しておきたいのが、源泉徴収票に記載されている年収は、基本的に税金や社会保険料などが差し引かれる前の金額だということです。
例えば、年収が約590万円だったとしても、590万円すべてを自由に使えるわけではありません。
実際には、所得税や住民税、社会保険料などの負担があります。
手取り額は、その人の扶養状況や控除などによっても変わります。
これからタクシー会社の求人を調べる方は、年収例を見るときに、額面の金額なのか手取り額なのかを区別しておくとよいと思います。
未経験からタクシー運転手を目指す人に伝えたいこと
私の場合、地方出身でタクシー未経験という状態からスタートしました。
入社する前は、東京の地理も分からず、きちんと稼げるのか不安でした。
でも、研修で教えてもらったことを覚えたり、先輩運転手からアドバイスをもらったりしながら、少しずつ仕事に慣れていきました。
そして結果的には、2013年と2014年に年収約590万円という実績を残すことができました。
もちろん、仕事が簡単だったという意味ではありません。
覚えることも多いですし、安全運転や接客にも気を配る必要があります。
それでも、未経験から始めた私にとって、タクシー運転手の仕事は収入面でも大きな経験になりました。
これから挑戦する方には、年収例の数字だけで会社を選ぶのではなく、研修制度や給与体系、勤務時間なども確認してほしいと思います。
まとめ|私のタクシー運転手時代の年収は約590万円だった
今回は、2012年から2014年までの源泉徴収票をもとに、実際の年収を紹介しました。
2012年は約10か月分で約460万円、2013年と2014年はそれぞれ約590万円でした。
入社前は不安もありましたが、研修や先輩の指導を受けながら仕事を覚え、こうした収入を得られるようになりました。
タクシー運転手の年収は人によって違いますが、実際に働いていた一人の運転手の記録として、参考にしていただければうれしいです。
※この記事は2012〜2014年当時の勤務経験と保管資料に基づく個人的な体験談です。現在のタクシー会社の給与制度・採用条件・平均年収を示すものではありません。当サイトは勤務先企業の公式サイトではありません。




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